プラウド渋谷本町"間口狭い、Cタイプ"
プラウド渋谷本町。
地上13階建て、総戸数100戸。
2019年1月下旬から販売開始の物件です。
こちらの間取りは、60.14m2の2LDK。
Cタイプです。
パッと見は田の字プランかな?と思わせる形ですが、
よく見ると玄関の位置が田の字プラントは異なります。
田の字であれば、玄関は住戸間口の中央で、
廊下がまっすぐリビングまで伸び、
その両脇に寝室と水廻りを配置する。
ってのが超効率の良い田の字の王道ですが、
こちらのタイプは玄関の位置が住戸の片側に寄っています。
これはおそらく先に書いた田の字の
真ん中に廊下、その両脇に寝室と水廻りを配置するほどの
間口が取れなかったためだと思われます。
ただし、この形はこの形で効率は良いようで。。
廊下はものすごくコンパクト。
玄関扉を開けても廊下がクランクしているため、
住戸の奥まで見通されることがありません。
玄関扉の正面に絵でも飾れば、雰囲気が出そうです。
キッチンも間口が少ないため、変形のL字型で
かろうじて対面になりました!って感じ。
非常に疑問なのが、洋室1の扉。
仮に2人で住むとして
シングルベット2台やセミダブルベットを置くなら
主寝室である洋室1になるかと思いますが、
なぜか、その扉はリビングと一体利用のできるウォールドアを採用。
ベットがドーンと置いてある主寝室の扉を
全面開放してリビングと一体にするシーンが思い浮かびません。。。
かと言って、1人で住むなら最初から1LDKで良いわけですし。。
しかもウォールドアを開けてリビングの一部として使用した時に
寝室が4.5畳では狭すぎる。
あと気になるのは、やはり柱。
この広さでこのサイズの柱が入り込むと厳しいです。
洋室2の形は非常に使いにくそう。。
住戸の外にありますが、
洋室1の脇の柱も、洋室1の窓を小さくしてしまっているし、
階数の高い建物は、柱が大きくなりますので、
住戸と柱の関係が良い間取りを探したいものです。
採点
基礎点50
間口が狭い。-5
廊下がコンパクト。玄関の形よし。+5
洋室1のウォールドアがあまり役に立たない。-5
柱大きい。-3
柱のせいで窓が小さい。-2
↓
トータル
40点。