マンション、ここ見る。

現役一級建築士が設計のプロ目線で新築マンションの間取りを中心にあれこれ好き勝手に書いています。

グレーシア千代田秋葉原"線路の評価"

グレーシア千代田秋葉原。

売主は、相鉄不動産株式会社+三信住建株式会社。

12階建て41戸(うち3つが事業協力者)。

 

コンセプトによると、

 

秋葉原徒歩5分。

千代田区アドレス。

公園隣接(佐久間公園が目の前です。)

 

とのこと。

 

ただし、一番気になるのは、やっぱり隣接線路(総武線)ですよね。

 

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駅に近いってことは、当たり前ですが、線路にも近いわけで。諸刃の剣。

そこで、隣接をどう評価するか。

音対策は当然講じられているわけで、

(2重サッシなど。そもそも鉄筋コンクリート造なので、窓などの開口部以外は音に強し。)

窓を閉めていれば、それなりに音は気にならないはず。

ただし、窓を開ければ。。。

 

常に空調をしていて、ほとんど窓を開けない生活もあるし、やっぱり春や秋などの風の気持ちいい時期は、窓は開けたいという考えもある。

 

個人的には、窓は開けたい派ですが、

線路隣接を承知の上でマンションを建設するってことは、線路隣接でもその利便性等を考慮して、やはり一定数の需要があるということでしょう。

 

ほんとは、実際の部屋に入って、音を体感して購入を決められれば、それに越したことはありませんが。。。

立地等を考えれば、きっと完成までに売れてしまうし(売主としては売ってしまいたいし??)それは叶わぬ願いということでしょう。